2006年09月26日
[編集部]生誕100年と1日
こんばんは。キャンパスドットコム大学 編集部です。
さて、今日は音楽ネタを一つ。
今年の前半、クラシック音楽界では大作曲家モーツァルトの生誕250年で盛り上がりましたが、
もう1人、今年が記念イヤーに当たる人がいます。
それは、ドミトリー・ショスタコーヴィッチ、
ちょうど100年前の9月25日に、帝政末期のロシアに生まれ、
20世紀の激動期をソ連邦で過ごした作曲家です。
ショスターコーヴィッチは、モーツァルトほどではないにしても、
現代の作曲家としては多作家といってよく、
それぞれ15曲の交響曲や弦楽四重奏曲をはじめ、
協奏曲からオペラや歌曲、また映画音楽に至るまで、
幅広いジャンルに多くの作品を遺しました。
ロシア革命、2つの世界大戦、戦後の冷戦など、
歴史状況を反映したかのような重厚・深刻な曲も多いのですが、
今日は筆者の好みで最晩年の作品「交響曲第15番」を紹介してみたいと思います。
作曲されたのが亡くなる前年の1974年、
年代で言えばバリバリの現代音楽にあたるのですが、
「イ長調」という調性がついていることから予想できるように、
比較的聞きやすい部類の曲です。
この曲は、また他の作曲家や自作からの引用が多いことでも知られ、一番有名なのは第1楽章に登場するロッシーニの「ウィリアム・テル」序曲のモティーフでしょう。
交響曲のイメージからは少し遠い、異形の曲ではありますが、秋の夜長に一度ご賞味ください。
P.S.
音楽で「癒されたい」方には不向きかも・・・
投稿者 編集部 20:39 | コメント(0)| トラックバック(0)
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