2006年12月14日
[編集部]映画の楽しみ方(その12)
こんにちは。
キャンパスドットコム大学編集部です。
♪今年、最初の雪の華を2人寄り添って 眺めているこの時間(とき)にシ
アワセがあふれだす♪男と女の恋愛観はその本能的本質において決定的に違う。
愛しながらも(都合がいいととられるかもしれないが)その刹那に感情を翻す
ことのできる男性とその世界観においては絶対か無である女性のお互いのここ
ろの襞は完全には埋めきれない。しかし、その感情が一瞬でも交差し心が寄り
添うのを感じた時、永遠なる愛おしさを共有することができる。このシアワセ
の瞬間に心は満たされ、現実にはない永遠の愛を信じることができる。
(注)キマッタゼ。こんなの一度書いてみたかったの。危険だから、良い子の
みんなは絶対に真似しないようにね。
日本映画しか観ない妻(キムタク好き)と「武士の一分」を観に行った。ネ
ットで揶揄されているようなことはなく、キムタクの演技は物語を分かり易く
伝えている。脇役の笹野高史も重くなりがちな内容に軽快さを与えてとても素
晴らしい。へ難しい日本映画を期待するむきには物足りないかもしれないが、
奇をてらうことの無い純粋な時代劇であり、秀逸なラブストーリーである。
誰もが予測できるであろうエンディングにも筆者は爽やかに泣けた。
※個人的には冨田勲のシンセ音楽は嫌いだが、この映画での尺八(音源?)を
アレンジした音楽に仰々しさはなく、時代劇の王道的な味わいと余韻を残す。
《恋あいーでまた観る...》
クリスマスも近いのでラブストーリーまたやっちゃうぜ(なんとなくね)。
前回はたしかライトなの選んだので今回はちょっと重いやつね。ちなみにコメ
ントは筆者の個人的な恋愛経験によるものなので、良い子のみんなはつっこま
ないようにね。
筆者はなにを血迷っていたのか高校時代に映画研究会なるものに籍を置いて
いた。実は学校経由で来る試写会(少人数でやるちょっと格式の高いやつ)を
狙ってのこと。その中に名匠デヴィッド・リーンの「ライアンの娘」もあった。
うら若き高校生の分際では不倫絡みのヒューマン・ドラマのヒロイン(サラ・
マイルズ)の心情を理解できるべくもなく、3時間にも及ぶ長編映画へのコメ
ントを要求されてもただただうつむき無言であった。冒頭のパラソルのシーン
は今でも鮮烈に印象に残っているし、モーリス・ジャールの名曲も耳に残る。
「イングリッシュ・ペイシェント」しかりラブストーリーの傑作に不倫もの
が多いのは、それが紛れも無く普遍的な恋愛の一つの形だからなのであろう。
昔のフランス映画には恋愛映画の名作が多い。クロード・ルルーシュ監督を
一躍有名にした「男と女」はその題名だけでも有名だよね。予算の関係で白黒
とカラーが混ざってるのには時代を感じさせるが、フランシス・レイの名曲
♪ラララ、ダバダバダ、ダバダバダ♪のスキャットにのせてまるで全編抒情詩
のような趣の映画である。等身大の男女を描いた大人の純愛映画である。
名匠トリュフォーの最後の名作「隣の女」はフランス映画らしい一本。男女
の愛とはかくも当事者以外からは理解しにくいものであることを実感する。ト
リュフォーの妻アルダンが美しく、知的で官能的。欲を言えばドパルデューと
もに精神的バランスを崩すまでの過程をもう少し分かり易く表現してくれると
ありがたい。それにしても日陰の恋はなぜこれほどまでに激しく狂おしいのか。
なぜかヒロインが同名(マチルド)の「髪結いの亭主」のアンナ・ガリエナ
も魅力的な女優。不思議な映画であることは確かだが、だからこその溢れるエ
ロティシズムと愛すること愛されることの重さは計り知れない。「隣の女」の
ラストで語られる「一緒だと苦しいが一人では生きられない」と言う言葉がこ
の両作品を言い得ているように思う。
「ピアノ・レッスン」は恋愛を通して心の開放を謳い上げたカンピオン監督
女性映画の傑作。女性からみたカイテルとサム・ニールの愛の形は普遍的な男
の心情をきちんと掴んでいる。ホリー・ハンターの吹き替えなしのピアノシー
ンにも驚くが、子役の女の子がこの映画の進行役として難解な心理描写を分か
り易くしている。文芸作品のようなタイトルバックの砂浜の趣と映画の主題で
もあるマイケル・ナイマンのピアノが映画全体に気品を与えている。
※それにしてもカイテルは顔に刺青はするわ、犯罪寸前のムキムキ裸体晒すわ
で不気味なんだけど、なぜか純愛映画になってる。不思議な俳優だよね。
やはりクリスマスも近いのでロマンチックコメディを観て幸せな気分になろ
うね。ケイト・ベッキンセイルがとてもキュートな「セレンディピティ」とか
ラブコメ得意な二人ヒュー・グラント&サンドラ・ブロックの「トゥー・ウィ
ークス・ノーティス」そしてファイファー&クルーニーの「素晴らしき日」あ
たりがお薦めです。
「セレンディピティ」は宝くじ当選くらいの運命(劇中ではDestinyって言っ
てるみたい)にかける男女のラブコメ。クレジットでなんとかレヴィっていう
俳優とのデパートでのかけあいが楽しいし、エレベーターでの悪魔小僧のくだ
りもこの映画のテーマを軽快に印象づけてうまい。そしてなんといってもこの
映画ではベッキンセイルの美しさ可愛さが際立っている。このての映画は素直
に恋することの楽しさを実感すればOKなので無粋なつっこみは不要なのだ。
ありえない夢物語ではあると思うが、人との出会いしかり男女の出会いだっ
て生まれた時、場所、進学先、仕事、趣味思考といろいろな条件がすべて揃っ
て出会えるわけなので、それを運命と思えるならとても幸せなことなのだ。
理屈抜きで感性で観るなら「死ぬまでにしたい10のこと」「バッファロー
'66」もいいよ。恋愛感情に理屈やブレーキは不要、ただひたすら相手の幸
せを願い、素直に愛すれば良い。純粋な愛はその人を磨いてくれるはず。
♪I'm dreaming of a white Christmas♪コヨイ コイビトタチニー イッパイ
アイガ フリソソギマースヨウニ 冷メン(こんな古典的なオチかよ)
キャンパスドットコム大学編集部です。
♪今年、最初の雪の華を2人寄り添って 眺めているこの時間(とき)にシ
アワセがあふれだす♪男と女の恋愛観はその本能的本質において決定的に違う。
愛しながらも(都合がいいととられるかもしれないが)その刹那に感情を翻す
ことのできる男性とその世界観においては絶対か無である女性のお互いのここ
ろの襞は完全には埋めきれない。しかし、その感情が一瞬でも交差し心が寄り
添うのを感じた時、永遠なる愛おしさを共有することができる。このシアワセ
の瞬間に心は満たされ、現実にはない永遠の愛を信じることができる。
(注)キマッタゼ。こんなの一度書いてみたかったの。危険だから、良い子の
みんなは絶対に真似しないようにね。
日本映画しか観ない妻(キムタク好き)と「武士の一分」を観に行った。ネ
ットで揶揄されているようなことはなく、キムタクの演技は物語を分かり易く
伝えている。脇役の笹野高史も重くなりがちな内容に軽快さを与えてとても素
晴らしい。へ難しい日本映画を期待するむきには物足りないかもしれないが、
奇をてらうことの無い純粋な時代劇であり、秀逸なラブストーリーである。
誰もが予測できるであろうエンディングにも筆者は爽やかに泣けた。
※個人的には冨田勲のシンセ音楽は嫌いだが、この映画での尺八(音源?)を
アレンジした音楽に仰々しさはなく、時代劇の王道的な味わいと余韻を残す。
《恋あいーでまた観る...》
クリスマスも近いのでラブストーリーまたやっちゃうぜ(なんとなくね)。
前回はたしかライトなの選んだので今回はちょっと重いやつね。ちなみにコメ
ントは筆者の個人的な恋愛経験によるものなので、良い子のみんなはつっこま
ないようにね。
筆者はなにを血迷っていたのか高校時代に映画研究会なるものに籍を置いて
いた。実は学校経由で来る試写会(少人数でやるちょっと格式の高いやつ)を
狙ってのこと。その中に名匠デヴィッド・リーンの「ライアンの娘」もあった。
うら若き高校生の分際では不倫絡みのヒューマン・ドラマのヒロイン(サラ・
マイルズ)の心情を理解できるべくもなく、3時間にも及ぶ長編映画へのコメ
ントを要求されてもただただうつむき無言であった。冒頭のパラソルのシーン
は今でも鮮烈に印象に残っているし、モーリス・ジャールの名曲も耳に残る。
「イングリッシュ・ペイシェント」しかりラブストーリーの傑作に不倫もの
が多いのは、それが紛れも無く普遍的な恋愛の一つの形だからなのであろう。
昔のフランス映画には恋愛映画の名作が多い。クロード・ルルーシュ監督を
一躍有名にした「男と女」はその題名だけでも有名だよね。予算の関係で白黒
とカラーが混ざってるのには時代を感じさせるが、フランシス・レイの名曲
♪ラララ、ダバダバダ、ダバダバダ♪のスキャットにのせてまるで全編抒情詩
のような趣の映画である。等身大の男女を描いた大人の純愛映画である。
名匠トリュフォーの最後の名作「隣の女」はフランス映画らしい一本。男女
の愛とはかくも当事者以外からは理解しにくいものであることを実感する。ト
リュフォーの妻アルダンが美しく、知的で官能的。欲を言えばドパルデューと
もに精神的バランスを崩すまでの過程をもう少し分かり易く表現してくれると
ありがたい。それにしても日陰の恋はなぜこれほどまでに激しく狂おしいのか。
なぜかヒロインが同名(マチルド)の「髪結いの亭主」のアンナ・ガリエナ
も魅力的な女優。不思議な映画であることは確かだが、だからこその溢れるエ
ロティシズムと愛すること愛されることの重さは計り知れない。「隣の女」の
ラストで語られる「一緒だと苦しいが一人では生きられない」と言う言葉がこ
の両作品を言い得ているように思う。
「ピアノ・レッスン」は恋愛を通して心の開放を謳い上げたカンピオン監督
女性映画の傑作。女性からみたカイテルとサム・ニールの愛の形は普遍的な男
の心情をきちんと掴んでいる。ホリー・ハンターの吹き替えなしのピアノシー
ンにも驚くが、子役の女の子がこの映画の進行役として難解な心理描写を分か
り易くしている。文芸作品のようなタイトルバックの砂浜の趣と映画の主題で
もあるマイケル・ナイマンのピアノが映画全体に気品を与えている。
※それにしてもカイテルは顔に刺青はするわ、犯罪寸前のムキムキ裸体晒すわ
で不気味なんだけど、なぜか純愛映画になってる。不思議な俳優だよね。
やはりクリスマスも近いのでロマンチックコメディを観て幸せな気分になろ
うね。ケイト・ベッキンセイルがとてもキュートな「セレンディピティ」とか
ラブコメ得意な二人ヒュー・グラント&サンドラ・ブロックの「トゥー・ウィ
ークス・ノーティス」そしてファイファー&クルーニーの「素晴らしき日」あ
たりがお薦めです。
「セレンディピティ」は宝くじ当選くらいの運命(劇中ではDestinyって言っ
てるみたい)にかける男女のラブコメ。クレジットでなんとかレヴィっていう
俳優とのデパートでのかけあいが楽しいし、エレベーターでの悪魔小僧のくだ
りもこの映画のテーマを軽快に印象づけてうまい。そしてなんといってもこの
映画ではベッキンセイルの美しさ可愛さが際立っている。このての映画は素直
に恋することの楽しさを実感すればOKなので無粋なつっこみは不要なのだ。
ありえない夢物語ではあると思うが、人との出会いしかり男女の出会いだっ
て生まれた時、場所、進学先、仕事、趣味思考といろいろな条件がすべて揃っ
て出会えるわけなので、それを運命と思えるならとても幸せなことなのだ。
理屈抜きで感性で観るなら「死ぬまでにしたい10のこと」「バッファロー
'66」もいいよ。恋愛感情に理屈やブレーキは不要、ただひたすら相手の幸
せを願い、素直に愛すれば良い。純粋な愛はその人を磨いてくれるはず。
♪I'm dreaming of a white Christmas♪コヨイ コイビトタチニー イッパイ
アイガ フリソソギマースヨウニ 冷メン(こんな古典的なオチかよ)


