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[編集部]映画の楽しみ方(その16)

こんにちは。
キャンパスドットコム大学編集部です。

 山手線社内吊広告の週刊朝日キャッチ見出し「スクープ 納豆ダイエット
ウソだった!・・諸々・・糸を引く疑惑の数々」上手い!座布団5枚ね。
妻は「スーパーで納豆売り切れだったわ」と何故かニコニコ顔、納豆業界はホ
クホクだし。こんな人間の滑稽さが人生を楽しく豊かにしてくれる。
 ちなみにメタボリック・シンドローマーの筆者は某番組を信じて納豆と黒酢
の毎日だが、いまだにメタ街道ばく進中。これは筆者が不摂生なだけか(^^;

 「ディパーテッド」を公開初日に観てきた。スコセッシ監督とニコルソンの
初顔合わせ、ディカプリオVSデイモン、ウォールバーグ、マーティン・シー
ン、ボールドウィンの皆様が個性全開の出来に満足、満足。ネットでは例によ
ってこれから観ようとしている人の出鼻をくじくようなコメントをされている
方々もいるようですが。
 筆者もオリジナルはそこそこ面白いと思うし、かといって別に比べる必要も
無いと思う。そのことはスコセッシ自信がパンフのインタビューに答えている。
リメイクではオリジナルで好評だったプロットをあえて省略して人間の”信頼
と裏切り”、”モラルのない世界”、そして行き場の無い”暴力の残虐性”を
強調してわざとスタイリッシュな映像を避けている。150分という時間の割
には性格描写のつっこみは浅いがそれぞれの役者達の意気込みは充分に感じ取れた。ちなみに「インファナル・アフェア」をまだ観ていない人は先に「ディ
パーテッド」を観る事を筆者はあえてお薦めする。
※この映画でもスコセッシ監督はのっけからストーンズの「ギミー・シェルタ
 ー」そしてエンディングにはロイ・ブキャナンのギターソロ、ジョン・レノ
 ンそしてオールマン・ブラザーズ・バンドとロックへの造詣をみせてくれる。

《くるまーで観る...》

 今回は映画に出てくるカーチェイスあたりで楽しんでみよう。誤解しないで
ね、筆者は無類のクルマ好きでも詳しいわけでもないのだ。
 ちょっとネタに詰まっているだけなの。ホヨヨー(^^;;)

 「ザ・ドライバー」はウォルター・ヒル監督初期のクールな作品。役名がな
くドライバー=ライアン・オニール、プレイヤー=イザベル・アジャーニ、刑
事(ディテクティブ)=ブルース・ダーンなんてのもいいね。
 銀行強盗犯の逃亡請負運転手役でまだまだベビーフェイスのオニールが「あ
る愛の詩」「ペーパームーン」とはまったく違ったニヒルな役どころで銃は撃
ちまくるは、車は壊すはでイカスぜ。アジャーニにはまだ幼さも残るが、やっ
ぱ神秘的な美しさ。さらにこれでもかーとムカつく刑事役のブルース・ダーン
がねちっこい鼻声でどこまでも嫌な奴をお約束のように演じている。作品の良
し悪しや物語のつじつまなんてのはこの際度外視してロサンゼルスの妖しい夜
とオニールのクールさを楽しもう。大人の童話といったところ。

 「ボーンシリーズ」のカーチェイスもなかなか楽しいぞ。記憶もさだかでな
い主人公が地図をパラパラ開いただけであっという間に逃げ道までも記憶して
しまう(ありえないけど楽しいからいーのだ)。両作品ともに切れのあるハイ
スピードアクションが新しいスパイもの。「アイデンティティー」のパリでの
カーチェイス、「スプレマシー」ではモスクワ。きちんとした続編ではあるけ
れど両作品別々の監督の見せ方が違う。前作では通常の視点で、続編では
臨場感を追求して1人称視点でグルングルンとカメラを回す。プレステの3Dゲー
ムでさえ車酔い(マジで)してしまう筆者にとっては前作のほうが好み。
※「ボーン・スプレマシー」のグリーングラス監督は「ユナイテッド93」で
 もそのテンポの良さと臨場感で見事に観客を魅了した。

 BMWとプジョーのカーチェイスが凄いのは「RONIN」。やっぱり舞台
はパリなんだけどこれがまたよく似合う。もちろん見所はデ・ニーロとジャン
・レノのシブさ対決といったところ。なにかちょっと黄昏た雰囲気もいいんじ
ゃない。そのまんま小雪似のか弱そうな女優さん(名前は知らんゴメン)がド
リフトしてるのには違和感を感じちゃうけど、とにもかくにもフランケンハイ
マー監督渾身のカーアクションに酔おうぜ。(車酔いじゃないよー)

 またまたシャーリーズ・セロンの「ミニミニ大作戦」はリメイク版。リメイ
ク版もいいけど、やっぱマイケル・ケインがこてこてのオリジナル版のほうが
楽しい。なんってたっていきなりオープニングでランボルギーニが大破。ジャ
グァがそしてアストン・マーチンが谷に落とされる。旧モデルのミニクーパー
3台が可愛い!ドームの屋根をそして下水管の中をまるでオモチャの車で遊ん
でいるような無邪気さ。エンディングも意味不明なこてこて喜劇で笑える。

 カーアクションが似合う俳優といったらなんと言ってもスティーブ・マック
ィーンだよねーって。筆者は実は大のマックィーンファンなの。ゴメンネ。
 伝説のカーチェイスシーンと言われているのは「ブリット」。最高にクール
でストイックなマックィーン演じる警部補ブリットの黒のマスタング(これが
また適当に汚いのもいい感じ)が悪役(ショットガン野郎とポーカーフェース
なドライバー2人組)のドッジ・チャージャーをサンフランシスコの坂道をバ
ウンドしながら追い詰めていく。ロバート・ヴォーン演ずるウザい上院議員と
は決して裏取引はしない潔さと、妻のことも愛してはいるが男の世界に決して
引き込まない。ちょっとレトロかもしんないけどやっぱかっこいいよね。妻役
を演じたジャックリーン・ビセットもメチャンコ綺麗だし、ご存知ラロ・シフ
リンのハードでジャジーな音楽も雰囲気だね。
 「栄光のルマン」ではスタントなしのカーレーサーまでやっちゃう。オープ
ニングでマックィーンの乗るポルシェが登場するシーンから一環してほとんど
セリフのない映像はあえて薄っぺらな人間ドラマを排除してモータースポーツ
で生きるものの真の孤独を、そしてそれを待つことしかできない恋人・妻達の
孤独をリアルに見せる。オープニングからあのラストまでミシェル・ルグラン
のスコアが哀愁を誘う。「大脱走」ではヨーロピアンスタイルのバイクで国境
を越えようとするし、「華麗なる賭け」ではルグランの「風のささやき」をB
GMにグライダーにまで乗ってしまう。とにかくメカの似合う俳優である。

 「ターミネーターシリーズ」や「マトリックス」続編にもおもしろいカーチ
ェイスシーンはあるがCGによるど派手さを追求したもの。やはり筆者は「ブ
リット」「フレンチコネクション」のような生撮りにワクワクさせられる。 

 やっぱ予想通り最後は筆者大好きマックィーン特集になってしまったがや。
 ♪あの娘をペットにしたくって ニッサンするのはパッカード 骨のずいま
でシボレーで あとでひじてつクラウンさ ジャガジャガのむのもフォドフォ
ドに ここらで止めてもいいコロナー♪
 凄い凄すぎるぜー小林兄貴。♪おまけに心臓がデボネアでー♪Ohイエッー
編集部映画コラム | 投稿者 編集部 11:58 | コメント(0) | トラックバック(0)
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